9月25日はSDGsのバースデー。「Global Goals Week」は17日から。

9月といえば、「SDGs」がうまれた月。9月25日は、SDGsのバースデーともいえる、国連で「SDGs」が採択された日です。

「SDGs」は、いま地球に生きている人々が「誰ひとり取り残されず」またこれから生まれてくる、次の世代もずっと地球で、幸せに暮らし続けるために、今の暮らし方を、変えていこうとする、2030年までの17の活動目標です。

世界の有識者が集まって、地球環境や、社会問題について話し合い、それらの問題を解決するために、「持続可能な開発目標」として設定されました。

そして、この「SDGs」が採択された、9月25日ごろを、毎年「Global  Goals Week」として、いつも以上に、SDGsへの行動強化を喚起しています。

だんだんと「SDGs」という言葉も聞き慣れてきたからこそ、いっときのブームで終わらせず、日常生活にさらになじませていきたいですね。

さて、そんな「SDGs」に取り組みたいとき、まず考えられるのは、消費者として行動することです。

大量生産・大量消費・大量廃棄といった、いまの経済のあり方や、先進国の暮らし方は、持続可能ではないと、みなが「SDGs」を意識するようになりました。

2030年まで、あと8年。

国連の研究組織が出した「持続可能な開発レポート2022」によれば、日本のSDGs達成度は、世界19位です。

コロナ禍や戦争によって、貧困の悪化や、脱炭素への移行の遅れなど、なかなか前に進めませんが、まだまだわたしたちには、できることがあります。

たとえば、いつもの買い物やエネルギーの見直し、フードロスをなくしたり、肉を食べる日を減らすこともできるでしょう。また一度使った資源を再び、資源として有効活用するなど、サーキュラーエコノミーといわれる「循環型経済」も定着させていきたいですね。

それでは、9月の「SDGs週間」が、未来のためのいつもの活動を、さらに進めるきっかけになれば幸いです。