Our Story
40年の時を超え、
「海藻」からはじまるストーリー
できないに挑戦すること
サステイナブルであること
すこやかな肌と自然環境に心を配る人々の
「美意識」を体現した化粧品。
あらゆることに美しさを見いだす人のための
スキンケアです。
はじまりは低刺激
それがSTATE OF THE ARTの処方開発者、渡邉 禮美(わたなべ ひろよし)です。
彼は化粧品開発者として、1700名以上の皮膚科医と過ごす中で、皮膚科を訪れる患者たちが、何度も同じ肌トラブルをくりかえす姿を目にします。
「肌の悩みでつらい思いをしないでほしい」
「笑顔になる健康的な肌になってほしい」
肌トラブルに対処し続けるケアに限界を感じた彼は、「肌への刺激が少なく、
どんな肌の人でもすこやかで美しい肌になるスキンケア」を作ろうと決心するのです。
海藻を探す旅
彼は仕事の合間をぬって、日本全国500カ所以上の温泉を巡り、各地の素材を探しました。旅を続ける中で天然のミネラルが豊富で、保湿効果も高い海藻にたどりつくのです。
海藻だけでも化粧品にふさわしい素材。しかし彼は「ただ海藻を化粧品の成分に使うだけではおもしろくない」、「すこやかで美しい肌」を作るために「もっと海藻の力を引き出す、誰もやったことのないことに挑戦したい」と考えたのです。
こうして今までにない最高の素材作りを目指し、古来から日本を象徴する植物の海藻を、日本の伝統的な発酵という技術を使って発酵させることになりました。
海藻 乳酸菌 発酵
会議室で集まった専門家たちの答えはどれも厳しいものでした。
「億の金をドブに捨てる気か?」
「自分たちもずっとやってきたけど、絶対に無理だ」
「やめたほうがいい」
「専門家がそう言うんだから」とあきらめるのが普通。ところが彼は違いました。「誰もできなかった。無理だ」その言葉が闘志に火をつけます。「そうか。そんなに難しいんだ。できないならやろう!」
ここから4年の歳月をかけ、実現が難しいとされた「乳酸菌と水だけの海藻の直接発酵」と「事業化レベルの海藻乳酸菌発酵」に世界ではじめて成功するのです。
天然保湿成分
LUMERA3.3(ルメラ3.3)
LUMERA3.3は、STATE OF THE ARTだけの高い保湿効果をもつ天然由来成分。
アミノ酸・葉酸・ビタミンA・ビオチン・各種ミネラルを豊富に含んだ国産の海藻の中から、ツノマタ/アラメ/海苔の3種類をセレクト。特別な「乳酸菌」と「水」だけでていねいに発酵させた海藻等を独自に調合しています。
STATE OF THE ARTの原点
「海藻 乳酸菌 発酵」成分以外も、刺激の少ない原料を厳選。
そして刺激の少ない原料の中から、より肌トラブルを起こしにくくなるよう、できるだけ少ない原料数で処方を組み立てています。
ここまでこだわったのは、STATE OF THE ARTの原点に、「困っている人を少しでも楽にしたい」、「すこやかで美しい肌を叶えたい」という想いがあるから。
渡邉禮美、化粧品開発歴65年、そのうち40年におよぶ皮膚科向け特殊化粧品開発の経験をもとにうみだされたクリエイション。
「すこやかで美しい肌」を追い求めた彼の究極の理想。人生のすべてを捧げた結晶、それがSTATE OF THE ARTなのです。
渡邉 禮美(わたなべ ひろよし)プロフィール
POLA研究員を経て、東京大学・九州大学・関西医科大学・徳島大学・鹿児島大学の皮膚科教授を中心とした約20数大学の皮膚科教授に請われ、ノエビアの支援で皮膚科医院の患者向け、低刺激性化粧品NOVを立ち上げ、株式会社NOVの初代代表取締役に就任。
以後、皮膚科医1700名以上と関わり、医家向け特殊化粧品会社4社の設立と商品開発に関わる。
東京大学医学部医局で化粧品学を教え、大手化粧品メーカーから多数の開発依頼を受ける、低刺激化粧品の第一人者。
SDGs/サステナビリティ
ステイト オブ ジ アートのコンセプトは
「あなたと、世界を美しく」。
お客さまとともに、
地域課題の解決や海の生態系を助け、
環境/サステナビリティ(持続可能性)
に貢献できることを願っています。
未利用資源の活用
-
海洋環境の変化で、色が黒くならず食用に不向きなため廃棄されてしまう色落ち養殖海苔や、朽ちてしまう海藻などを新種の乳酸菌で発酵。高い付加価値を持つ美肌成分へとうまれ変わらせ、化粧品に配合しました。
未利用の資源を活用することで海洋環境に配慮しています。 -
厳しい自然環境の中でも生き抜くコシロノセンダングサは、有効な成分が見出される以前は、他の植物を圧倒する繁殖力で駆除に困る雑草、厄介者として扱われていました。
過去に未利用であったコシロノセンダングサの生命力に着目し、化粧品の成分に配合。
また広い地域で繁殖するコシロノセンダングサの中でも、沖縄県宮古島のコシロノセンダングサを選び使用しています。
生産面での配慮
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過剰に物を作らないことを大切にし、年齢や性別、季節を問わない究極の処方を開発。
商品点数を極限までしぼることで環境負荷を減らしています。 - 昔ながらのシンプルな作り方のため、製造特許の取得が難しいとされる石けんで、細かい泡で肌を痛めずに洗う石けんを開発・製造特許を取得しました。細かく少ない泡にすることで洗顔後の泡が排水後も分解しやすいよう、自然の生態系を守る努力をしています。
ジェンダーニュートラル
年齢や性別で色を限定せず、ライフスタイルにあわせ、石けんはセレクトできる8色のボックスを採用。
(8色とも中身は同一)。
パッケージやボトルともに性別を意識せずに違和感なく使えるシンプルなデザインに仕上げています。
サステナビリティ(持続可能性)への取り組み
SDGsとは、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」の実現を目指しており、SDGsのような世界を持続可能にしようとする動きの総称を「サステナビリティ」といいます。わたしたちはこの 「誰一人取り残さない」を大切にしたいと考えます。
わたしたちの化粧品開発の前には、自然環境の変化から、海藻や植物の廃棄や駆除に困る地域、病院に通うほどの肌荒れに悩む人など、困っている人や事象がありました。このような大小さまざまな課題に対し、「できないから、やろう」を合言葉に、よりよい世界の実現を目指し、わたしたちは研究開発を続け、STATE OF THE ARTを作ってきました。
今後も日本化粧品工業連合会「サステナビリティ指針」、また「誰一人取り残さない」というSDGsの精神に従い、社会課題に取り組んでまいります。
- 未利用資源を使い、海洋汚染を食いとめ海の生態系を守ります。
- 日本化粧品工業連合会「サステナビリティ指針」に準拠しています。
- 過剰生産しません。エイジレス・ジェンダーフリー・オールシーズン対応。