発酵で「もっとキレイ」を高めたい! それならいつものスキンケアに「菌活」をプラスするのがおすすめ。まずは発酵や菌活で、すこやか美肌の土台をつくる「美腸」を手に入れましょう。
ところでそもそも「美腸」とは、どんな腸なのでしょうか? それは腸内細菌の割合が「善玉菌4:日和見菌5:悪玉菌1」のバランスに整った腸のこと。
よい菌バランスの美腸は、すこやかな肌や健康をサポートしてくれます。
菌バランス満点の腸では、善玉菌が一番目立つはたらきをしています。そして、そんなリーダー善玉菌たちを、サポートするのが日和見菌です。悪玉菌は、のんびりとおやすみして、外の悪い菌との戦いに備えている。そんなイメージです。
もし悪玉菌が、腸のなかで勢力が増してくると、日和見菌に声をかけ「悪玉菌の仲間になれよ」とスカウト。日和見菌を善玉菌から引き離し、悪玉菌の味方につけます。
こうして悪玉菌たちがのさばり、体に悪さをしはじめると、マンガの東京リベンジャーズのように、腸内がすさんで荒れた状態になってしまうのです。
そんな悪玉菌をとめるのが「菌活」です。「菌活」は腸のなかを、善玉菌がはたらきやすい環境にしていくこと。悪玉菌をうまくおさえこみ、善玉菌に日和見菌も加わった「チーム善玉菌」優勢の腸にしていきます。
理想は腸内細菌の40%が善玉菌。そして50%の日和見菌が、善玉菌を支え、10%の悪玉菌もおとなしくしている。これが腸内細菌のバランスが整った状態なのです。
「菌活」で理想の「善玉菌4:日和見菌5:悪玉菌1」のバランスに整えることが、健康はもちろん。すこやかで美しい肌にもつながっていきます。
さてここまで、美肌をつくるには、美腸を目指すことが大切。美腸を手に入れるには善玉菌・日和見菌・悪玉菌のバランスを整えることが大切というお話をしました。
それでは次回は、【菌活】特集の2話目「なぜ菌たちのバランスが整う方がいいのか?」ご紹介していきますね。 【菌活】シリーズの特集でもっと発酵のこと。菌活のためのお食事などもお伝えできればと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。