皮膚科医がおすすめ。食事ですこやかな肌へ

すこやかお肌のために「睡眠・食事・運動」が大切。そんな「肌にいいこと」が何なのか、わかってはいても、実際に「肌にいいこと」ができないなんてこと、あなたにも経験がありますよね。

きちんとした「睡眠・食事・運動」を続ける、そんな規則正しい生活が肌にいいはずなのに「睡眠が大切」だけど、忙しくて寝る時間がない。「きちんとした食事をとりたい」のに、手軽なもので済ませてしまう。

そしてちょっとちょっとの生活の乱れが、つもりつもって肌が荒れてしまったり、さらにていねいな理想の暮らしができない自分にがっかりして落ち込んでしまったり。

こんな風に、どうすればいいかわかっているけれど、実際にはできていないこと、どうすればできるようになるのでしょうか?

そこで今回は「睡眠・食事・運動」のなかから、まずは「食事」にアプローチ。「皮膚科医がおすすめする、食事や食べ方の工夫」をお伝えします。基本の「食事」を変えることで、肌荒れが起こりにくい肌環境を整えてあげましょう。

皮膚科医がおすすめする食事や食べ方の工夫
その1 「和食」を選ぶ。

まずひとつめは、「和食」を選ぶことです。食事を作る時間がなくてUberするとき。あるいは、外食で何を食べようか迷ったとき。そんなときに選ぶべき食事のジャンルでおすすめなのが「和食」です。

その理由は、味噌汁や豆腐といった大豆や発酵食品。おひたしなど色の濃い緑黄色野菜、お刺身やわかめなどの魚介や海藻など、体にいい食品を取りやすいから。

そして、ご飯の「主食」・魚などの「主菜」・野菜や海藻といった「副菜」など、和食の型に沿った食事を選ぶだけで、体に必要な栄養素をまんべんなく食べることができます。

さらに新鮮な食材も手に入りやすく、また旬の食材を食べることで、より一層肌と体調が整う効果も。

皮膚科医がおすすめする食事や食べ方の工夫
その2 緑黄色野菜&果物、良質のたんぱく質と脂質をとる

ふたつめは、食材の選び方です。緑黄色野菜&果物、良質のたんぱく質と脂質を食事でじょうずにとることで、すこやかなお肌に近づけます。

■色の濃い野菜や果物

 緑 ブロッコリー ほうれん草 小松菜 わかめ 昆布 緑茶

 赤 トマト 赤ピーマン イチゴ

 黄 アボガド かぼちゃ にんじん レモン パパイヤ

■良質のたんぱく質と脂質

良質のたんぱく質(魚介類 豆腐 納豆 卵 油を使っていない肉料理)

良質の脂質(青魚 サーモン) 


ほかにも、皮膚科医がおすすめする食事や食べ方の工夫としては、

その3 できるだけいろいろな食材を食べることを目指す。

その4 よくかんで食べる。(かめばかむほど、ほほ〜あごもひきしまり、食べすぎの予防に)

といったことがあげられます。さてここまで「皮膚科医がおすすめする食事や食べ方の工夫」についてご紹介してきました。「もう知ってる」と思われた方も多かったのではないでしょうか? 

そして次回は肌にいい「食事」を毎日に手軽に取り入れるコツをご紹介します。すこやかな肌に近づくために、「いい食事」を続ける方法をお伝えできたらと思います。それではムリなく簡単に、「いい食事」の習慣を身につけていきましょう。

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